題名:実験法入門 実験と理論の橋渡し
著者:D. C. ベイアード
訳者:加藤幸弘,近藤康,千川道幸
発行:ピアソン・エデュケーション(2004.12.1)
EXPERIMENTSTION An Introduction to Measurement and Experiment Design
by David Carr Baird
1995
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☆☆☆☆★
大学一年生のための物理実験に関する諸々が書かれている本です.よくまとまっていて,私の考え方に近いことが書かれているのですが,とても残念なことに読みにくい.原著を読んでいないのでよくわかりませんが,翻訳のせいだとしたらもったいない.ただ,この手の本には常に付きまとう問題ですが,実験の経験がないと読んでもわからないことが多い.初学者は一度にわかろうとしないで,実験コースを進めながら何度も読むのがいいのかもです.
表計算についての記述で Lotus1-2-3 が出てきて,なんだか懐かしかった.知らないだろうなぁ.