題名:新潮新書 悪魔と呼ばれたヴァイオリニスト
著者:浦久俊彦
発行:新潮社(2018.7.27)
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☆☆☆★★
19世紀のヴァイオリン演奏家パガニーニについて書かれている本です.ストラディヴァリウスやグァルネリといったヴァイオリンなどについても書かれています.
本の虫は本を食べて生きています.
なのに,食べても食べても,本は増えるばかり...
食べた本のちょっとした印象を紹介していきます.
著者:浦久俊彦
発行:新潮社(2018.7.27)
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☆☆☆★★
19世紀のヴァイオリン演奏家パガニーニについて書かれている本です.ストラディヴァリウスやグァルネリといったヴァイオリンなどについても書かれています.
著者:田中章詞,富谷昭夫,橋本幸士
発行:講談社(2019.6.20)
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☆☆☆★★
深層学習と物理学について原理から応用まで書かれている本です.とはいえ物理寄りなので,ある程度(かなり?)の物理的な知識を要します.心して読みましょう.
著者:エルヴィン・パノフスキー
発行:筑摩書房(2009.2.10)
Die Perspektive als „symbolische Form“
Erwin Panofsky
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☆☆★★★
透視図法や遠近法などについて書かれている本です.本文は全体の三分の一ほどしかなくあとはほとんどが注釈です.また,図版も注釈のさらに後に付けられているものが多く読みにくい.論文の訳出とのことなので,やむを得ないところかもしれませんが.
著者:白川静
発行:平凡社(2016.10.7,2016.11.10,2016.12.9,2017.1.10)
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☆☆☆☆★
主に漢字の成り立ちや字源などから漢字文化について書かれている本です.1999年から2004年にかけて行われた20回の連続講話を書籍化したものです.書かれている内容のどの程度が定説なのかわからないところもありますが,興味深いお話が盛りだくさんです.ただ,講話の内容をそのまま起こしているせいか,同じ話が何度も出てきます.
Ⅳ巻164ページ11行目にルビ(「ちゆうしよ」)がそのまま分に入ってしまっている部分があります.
著者:浦久俊彦
発行:新潮社(2020.11.18)
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☆☆☆★★
ベートーヴェンの楽曲がどのようにして日本に根付いていたかについて書かれている本です.「年末恒例の第九」の謎についても書かれています.資料として.Kindle にて.
著者:西原稔
発行:アルテスパブリッシング(2010.4.25)
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☆☆☆★★
19世紀のピアノの発展やピアノ音楽について書かれている本です.ピアノの発展を概観することができます.資料として.Apple Book にて.
「技術革新とともに変化をつづけるピアノ」という節に「共鳴版」とありますが「共鳴板」または「響板」.
編者:日本音響学会
著者:西口 磯春(編),鈴木英男,森太郎,三浦雅展
発行:コロナ社(2014.8.28)
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☆☆☆☆★
音響学的な観点からピアノについて書かれている本です.網羅的に書かれていて興味深い話が多く,これまで疑問に思っていたことが解決する事柄もありました.個人的にはもう少し物理的な解説が詳しいと嬉しいのですが,おそらくそれは論文を読めということなのでしょう.資料として.Kinoppy にて.
13ページ図1.15のキャプション内「660 Hz」→「880 Hz」.92ページ下から11行目の文頭一字下ゲ.92ページ下から3行目「理想弦」→「調和弦」.127ページ下から5行目に「垂直方向に比べて水平方向の力が響板に伝わりやすく」とあるが逆? 128ページ1行目「振動数の」→「振動数は」.143ページ下から2行目の「リブ」は「響棒」?