題名:朝日選書 トリウム原子炉の道 世界の現況と開発秘史
著者:リチャード・マーティン,
訳者:野島佳子
発行:朝日新聞出版(2013.10.25)
SUPERFUEL
by Richard Martin
2012
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☆☆☆★★
トリウム原子炉について書かれている本です.原理はざっくりとは書かれていますが,主に歴史的な事柄が書かれています.なぜさまざまな点で優れていると思われるトリウムを使う原子炉が実用炉になっていないか,なぜウランを使う原子炉が主役になったかなどについて詳しく書かれています.興味深い内容だし,資料的な価値はあるのだと思いますが,私には詳細にすぎる印象です.
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