題名:新しい生物学の教科書著者:池田清彦
発行:新潮社(2001.10.30)
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☆★★★★
主に高校生物の教科書の記述にイチャモンをつけながら現代生物月について語っている本です.冒頭で「教科書の記述は,悪文の見本のようなのが多くて閉口するが」と書かれていて,これを目にした時点で読む気をなくしました(反面教師として肝に銘じます).あとがきで「国が知識を統制すると,いかに書物がつまらなくなるかを身にしみて知った」と書かれているのを読んで,「書物がつまらない理由はそれだけじゃないと知った」と思ってしまいました.








