:---bookworm---
本の虫は本を食べて生きています.
なのに,食べても食べても,本は増えるばかり...
食べた本のちょっとした印象を紹介していきます.
2020年1月25日土曜日
答え合わせは、未来で。
題名:答え合わせは、未来で。(日産未来文庫)
著者:氏田雄介,小川哲,カツセマサヒコ,田丸雅智,長谷敏司,藤井太洋,宮内悠介,日産未来文庫編集部
発行:日産自動車 (2019.11.25)
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☆☆★★★
日産がSF作家などに依頼した自動運転がある未来についての短いお話が書かれている本です.著者が「日産未来文庫編集部」となっているのは,社内公募かなにかなのでしょうか.タイトルは魅力的ですが,それぞれのお話は玉石混交といった感じです.Kindle にて.
2020年1月15日水曜日
宇宙ビジネスの衝撃
題名:宇宙ビジネスの衝撃 21世紀の黄金をめぐる新時代のゴールドラッシュ
著者:大貫美鈴
発行:ダイヤモンド社(2018.5.11)
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☆☆☆☆★
宇宙関連産業についての網羅的に書かれている本です.積読(電子書籍の場合はなんというのでしょう)状態だったのを,やっと読みました.最近の宇宙産業の動きは速いので,この1,2年でも状況が変わっているところもありますが,これ一冊読んでおけば現状が把握できます.とくに資金関係のことが参考になりました.
290頁から宇宙エレベーターについても軽く触れていただいています.
Apple ブックにて.
2020年1月13日月曜日
量の測度【新装版】
題名:量の測度【新装版】
著者:アンリ・ルベーグ
訳者:柴垣和三雄
発行:みすず書房(2016.11.18)
SUR LA MESURE DES GRANDEURS
by Henri Lebesgue
1956
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☆☆☆★★
ルベーグ積分の創始者によって「量」についての数学と数学教育について書かれた本です.「数学教育のあり方への提言として示唆に富む数学史上の古典的著作」とのことですが,図がないことや,前置きなしに使われる術語など,読むのに骨が折れます.ちょっと古いが,量の概念について興味があるなら,読んでもいいかも.資料として.
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