題名:幻冬舎新書 1日1ページで身につく! 歴史と地理の新しい教養365
著者:伊藤賀一
発行: 幻冬舎 (2022.3.30)
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☆☆☆★★
現代社会を読み解くための教養としての歴史と地理を,1週間1テーマで,各曜日を日本史・倫理・政治経済・現代社会・中学地理・中学歴史・公民の7科目の視点から,1日1ページで書かれている本です.このような形式なので,内容の深い記述は期待できませんが,中学・高校の社会科を広く薄く再確認することができます.「ブック」のオーディオブックにて.
著者:伊藤賀一
発行: 幻冬舎 (2022.3.30)
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☆☆☆★★
現代社会を読み解くための教養としての歴史と地理を,1週間1テーマで,各曜日を日本史・倫理・政治経済・現代社会・中学地理・中学歴史・公民の7科目の視点から,1日1ページで書かれている本です.このような形式なので,内容の深い記述は期待できませんが,中学・高校の社会科を広く薄く再確認することができます.「ブック」のオーディオブックにて.
著者:ロバート・P・クリース
訳者:吉田三知世
発行:日経BP(2010.4.26)
The Great Equations: Breakthroughs in Science from Pythagoras to Heisenberg
by Robert P. Crease
2010
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☆☆☆☆★
主に物理で出てくる数式を題材としてその意味だけでなく発見に至る経緯や背景などについても書かれている本です.原題にもあるように,ピタゴラスの定理から始まり,ニュートンの運動方程式や熱力学第2法則,マックスウェル方程式,シュレーディンガー方程式,ハイゼンベルグの不確定性原理などが取り上げられています.面白い本なのですが,これを面白いと感じるにはある程度の数学と物理の素養が必要で,よくこの企画が通ったなと思います.アメリカの出版事情は日本とは異なるのかな.
304ページのミンコフスキー空間の説明の中で「x軸に沿って等速運動する物体は,x軸に沿って動くと同時にt軸に沿っても一定の速さで運動するので,曲線によって表されることになる」とありますが,「曲線」ではなく「傾いた直線」ですね.
また,471ページの原注第3章(6)には,「ティコとコペルニクスの太陽中心説を信頼していたからこそケプラーは,プラーエのデータが(略)」とありますが,ティコ・ブラーエさんの名前の「ティコ」と「ブラーエ」をそれぞれ使うのはおかしい.それとも別の「ティコ」さんのこと?
429ページの「FG=」は「F_G=」(「 G」を下ツキに)ですね.