題名:創元推理文庫 10の奇妙な話
著者:ミック・ジャクソン
訳者:田内志文
発行:東京創元社(2022.1.21)
TEN SORRY TALES
by Mick Jackson
2005
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☆☆☆☆☆
10編のどこか哀しい物語が編まれている短編集です.例外を除いて荒唐無稽なお話はなく,短編でありながら読み応えがあり,好みです.
著者:ミック・ジャクソン
訳者:田内志文
発行:東京創元社(2022.1.21)
TEN SORRY TALES
by Mick Jackson
2005
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☆☆☆☆☆
10編のどこか哀しい物語が編まれている短編集です.例外を除いて荒唐無稽なお話はなく,短編でありながら読み応えがあり,好みです.
著者:小林武彦
発行:講談社(2021.4.20)
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☆☆☆★★
生き物はなぜ死ぬのかを軸にして主に生物学について書かれている本です.前半は読みすすめやすかったのですが,途中から冗長になり,終盤に向かって奔放になっていきます.タイトルに対する著者の解答はかなり早い段階で示唆されているので,新書の分量になるように書き増したのかな,と勘ぐりたくなります.言いたいことがたくさんあったのかもしれませんが,もっと引き締まった感じにしてもよかったかも.
著者:国立国語研究所
発行:幻冬舎(2021.11.25)
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☆☆☆★★
主に日本語にまつわる疑問に対する国立国語研究所の研究者による回答が書かれている本です.各項目が短くまとめられていて,読みやすい構成になっています.それにしても,本書に限らないのですが,サブタイトルに「眠れなくなるほど面白い」とかをつけるのはどうなんでしょうね.看板に「うまい!」と書かれているラーメン屋みたいで,ちょっと不遜な印象です.まあ,感じ方は人それぞれなのでしょうけれども.