本の虫は本を食べて生きています. なのに,食べても食べても,本は増えるばかり... 食べた本のちょっとした印象を紹介していきます.
著者:小林武彦
発行:講談社(2021.4.20)
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☆☆☆★★
生き物はなぜ死ぬのかを軸にして主に生物学について書かれている本です.前半は読みすすめやすかったのですが,途中から冗長になり,終盤に向かって奔放になっていきます.タイトルに対する著者の解答はかなり早い段階で示唆されているので,新書の分量になるように書き増したのかな,と勘ぐりたくなります.言いたいことがたくさんあったのかもしれませんが,もっと引き締まった感じにしてもよかったかも.
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