本の虫は本を食べて生きています. なのに,食べても食べても,本は増えるばかり... 食べた本のちょっとした印象を紹介していきます.
題名:アブダクション 仮説と発見の論理
著者:米盛裕二
発行:勁草書房(2007.9.20)
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☆☆☆☆★
演繹と帰納に並ぶ第三の推論としてパースが提唱したアブダクション(仮説的推論)について書かれている本です.同じことの繰り返しが多く,多少しつこく感じますが,アブダクションや他の推論との関係について考えることができます.
176ページ7行目「……天王星の摂度」→「……天王星の摂動」だと思います.著者がすでに亡くなっているので,原稿からこうなっていれば修正されないかもしれませんが.
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