2014年12月22日月曜日

数学ガール / ガロア理論

題名:数学ガール / ガロア理論
著者:結城浩
発行:ソフトバンククリエイティブ(2012.5.31)

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☆☆☆☆★

高校生の「僕」と4人の女の子が数学をする物語の5冊目,今のところ最新の本です.ガロア理論のことについて書かれている最後の章がちと難しい.

2014年12月20日土曜日

数学ガール / 乱択アルゴリズム

題名:数学ガール / 乱択アルゴリズム
著者:結城浩
発行:ソフトバンククリエイティブ(2011.3.10)

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☆☆☆☆★

高校生の「僕」と4人の女の子が数学をする物語の4番目の本です.アルゴリズムなどについて書かれていて,シリーズの他の本よりもやさし目です.

2014年12月19日金曜日

ウォッチメイカー

題名:ウォッチメイカー
著者:ジェフリー・ディーヴァー
役者:池田真紀子
発行:文藝春秋(2007.10.30)

THE COLD MOON
by Jeffery Deaver
2006

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☆☆☆☆☆

科学捜査の天才リンカーン・ライムが殺人事件を解決するお話.ずいぶん前に買ってあったのをやっと読みました.読み始めたら一気呵成(は,書き上げることか.読む場合はなんて言うのかな).

2014年12月10日水曜日

数学文章作法 基礎編

題名:ちくま学芸文庫 数学文章作法 基礎編
著者:結城浩
発行:筑摩書房(2013.4.10)

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☆☆☆☆☆

『数学ガール』シリーズの著者による正確で読みやすい文章を書くための作法が書かれている本です.よくまとまっています.数式を使う文章を書く人にオススメ.

2014年12月3日水曜日

数学ガール / ゲーデルの不完全性定理

題名:数学ガール / ゲーデルの不完全性定理
著者:結城浩
発行:ソフトバンククリエイティブ(2009.11.5)

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☆☆☆☆★

高校生の「僕」とふたりの女の子が数学をする物語の3番目の本です.誤解の多いゲーデルの不完全性定理とは何かについて書かれています.

2014年11月25日火曜日

デジタルデトックスのすすめ

題名:デジタルデトックスのすすめ 「つながり疲れ」を感じたら読む本
著者:米田智彦
発行:PHPエディターズ・グループ(2014.2.10)

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☆☆★★★

デジタルデトックスについて書かれている本です.デジタルデトックスというのは,デジタル環境の持つ負の側面から少し離れることだそうです.まぁ,読まなくてもいいです.

2014年11月24日月曜日

数学ガール / フェルマーの最終定理

題名:数学ガール / フェルマーの最終定理
著者:結城浩
発行:ソフトバンククリエイティブ(2008.8.3)

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☆☆☆☆★

高校生の「僕」と3人の女の子が数学をする物語の2番目の本です.購入の都合で,2番目を最初に読みました.資料のつもりでどれか1冊手元にあればいいや,と思って買ったのですが,ハマりました.全部買います.

2014年11月20日木曜日

伝わっているか?

題名:伝わっているか?
著者:小西利行
発行:宣伝会議(2014.6.9)

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☆☆☆★★

著者が考えた「伝わるメソッド」について書かれている本です.内容的には目新しいことはありませんが,表現が面白い.変な本です.

2014年11月19日水曜日

数学ガールの誕生 理想の数学対話を求めて

題名:数学ガールの誕生 理想の数学対話を求めて
著者:結城浩
発行:ソフトバンククリエイティブ(2013.9.28)

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☆☆☆★★

『数学ガール』シリーズについての講演集です.いま構想中の本の資料として買ったのですが,シリーズ本体を読まないとわからないことだらけです(当たり前か).

2014年11月16日日曜日

スリーピング・ドール

題名:スリーピング・ドール
著者:ジェフリー・ディーヴァー
訳者:池田真紀子
発行:文藝春秋(2008.10.10)

THE SLEEPING DOLL
by Jeffery Deaver
2007

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☆☆☆☆☆

人間の所作や表情を読み解く「キネシクス」分析を得意とするキャサリン・ダンス捜査官が殺人事件を解決するお話.

2014年11月15日土曜日

しらずしらず あなたの9割を支配する「無意識」を科学する

題名:
しらずしらず あなたの9割を支配する「無意識」を科学する
著者:レナード・ムロディナウ
訳者:水谷淳
発行:ダイヤモンド社(2013.12.12)

SUBLIMINAL
by Leonard Mlodinow
2012

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☆☆☆☆★

無意識にしていることなどについて書かれている本です.意識が後付けであることがわかりやすく書かれています.

2014年10月24日金曜日

ゲームストーミング

題名:
ゲームストーミング 会議,チーム,プロジェクトを成功へと導く87のゲーム
著者:デイブ・グレイ,サニー・ブラウン,ジェームズ・マカヌフォ
監訳:野村恭彦
訳者:武舎広幸,武舎るみ
発行:オライリー・ジャパン(2011年8月22日)

Gamestorming : A Playbook for Innovators, Rulebreakers, and Changemakers
by Dave Gray, Sunni Brown, James Macanufo
Oreilly & Associates Inc (2010)

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☆☆☆☆★

ゲームのアリゴリズムと視覚的な効果を利用してグループワークを促進させる手法や技術などが書かれている本です.1-3章の導入部分が面白かった.そのあとは,具体的な手法の紹介で,必要になったら見ればいい感じ.アクティブ・ラーニングのアクティビティに使えそう.

2014年10月17日金曜日

創作の極意と掟

題名:
創作の極意と掟
著者:筒井康隆
発行:講談社(2014年2月28日)

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☆☆☆★★

筒井康隆による小説作法が書かれている本です.エッセイとして読むと面白いかも.

2014年10月10日金曜日

人間はどこまで耐えられるのか

題名:河出文庫
人間はどこまで耐えられるのか
著者:フランセス・アッシュクロフト
訳者:矢羽野薫
発行:河出書房新社(2008年5月30日)

Life at the Extremes
by Frances Ashcroft
Harpercollins Publishers (2001)

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☆☆☆☆★

肉体的な人間の限界について書かれている本です.よくまとまっていて,資料的な価値大.使わせていただきます.

2014年9月23日火曜日

自分の頭で考える

題名:中公文庫
自分の頭で考える
著者:外山滋比古
発行:中央公論新社(2013年2月25日)

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☆☆☆★★

「本物の思考力」について書かれている本です.読んでも,本物の思考力がつくわけではありません.エッセイですから.

2014年9月12日金曜日

水と人類の1万年史

題名:
水と人類の1万年史
著者:ブライアン・フェイガン
訳者:東郷えりか
発行:河出書房新社(2012年3月30日)

Elixir : A History of Water and Humankind
by Brian Fagan
Bloomsbury Pub Plc USA (2012)

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☆☆☆★★

古代文明から現代まで世界各地の人類と水の関係が書かれている本です.記述が細かすぎるところもありますが,よくわかります.地図などの図が少ないのが残念.原書はどうなんだろう.

2014年9月10日水曜日

理科系のための英語力強化法

題名:
理科系のための英語力強化法
著者:志村史夫
発行:ジャパンタイムズ(2002年3月5日)

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☆☆☆★★

科学者や技術者の道具としての英語力を強化するための方法について書かれている本です.一言でいうと,努力しろ,ということだそうです.ごもっとも.

2014年9月5日金曜日

東大教授が教える独学勉強法

題名:東大教授が教える独学勉強法
著者:柳川範之
発行:草思社(2014年7月25日)

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☆☆☆★★

著者の経験による独学の仕方が書かれている本です.書かれていることは,それほど突飛なことではなく,いたって当たり前のことです(勉強とは記憶すること,と思っている人には新鮮かも).私の方法に近い感じですが,タイトルに「東大教授が教える」が付いているから有り難いのであって,私が書いても誰も読んでくれないでしょう.

数学戦士 マセマティカ王国の秘法

題名:数学戦士 マセマティカ王国の秘法
著者:ビーコム
作画:クラムゼリー
発行:オーム社(2009年9月25日)

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☆☆★★★

ライトノベル風な構成で数学の証明法を解説している本です.資料として購入.文章のタッチに対して内容が高度で,アンバランス.構成のアイデアを活かしきれていない感じです.文章のタッチに対して内容が高度で,アンバランス.かといって,ストーリーも練りきれていない.おしい.

2014年9月2日火曜日

論文捏造

題名:中公新書ラクレ
論文捏造
著者:村松秀
発行:中央公論新社(2006.9.10)

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☆☆☆☆★

ベル研のシェーンによる超伝導の論文捏造について,NHK の番組制作者によって書かれている本です.理研の STAP 騒動と構造がよく似ているようです.

2014年9月1日月曜日

センセイの書斎 イラストルポ「本」のある仕事場

題名:河出文庫
センセイの書斎 イラストルポ「本」のある仕事場
著者:内澤旬子
発行:河出書房新社(2011.1.10)

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☆☆★★★

31の書斎についてのイラストレーションによるルポルタージュが書かれている本です.というからには,イラストが主だと思うのですが,文庫版だとイラストが小さすぎです.とくにイラスト内に書かれた字は,老眼では読めません.というわけで,星をひとつ減らしました.

2014年8月13日水曜日

ヒトはなぜ絵を描くのか 芸術認知科学への招待

題名:岩波科学ライブラリー ヒトはなぜ絵を描くのか 芸術認知科学への招待
著者:齋藤亜矢
発行:岩波書店(2014.24)

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☆☆☆★★

ヒトはどのように絵を描くのかについて.チンパンジーとの比較などで書かれている本です.なぜ絵を描くのかについては,イマイチはっきりしません.

2014年8月6日水曜日

火星の挽歌

題名:海外SFノヴェルズ
火星の挽歌 タイム・オデッセイ3
著者:アーサー・C・クラーク,スティーヴン・バクスター
訳者:中村融
発行:早川書房(2011.12.10)

FIRSTBORN
by Arthur C. Clarke & Stephen Baxter
2008

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☆☆☆★★

タイム・オデッセイ・シリーズの最終巻です.感想は,うーん,という感じです.面白くないわけではないのですが,では,面白かったかというと,そうでもない.スペース・オデッセイ・シリーズ(『2001年:宇宙の旅』などですね)も含めて,結局,モヤモヤは解消しませんでした.

2014年7月29日火曜日

反転授業

題名:反転授業 基本を宿題で学んでから、授業で応用力を身につける
著者:ジョナサン・バーグマン,アーロン・サムズ
訳者:上原裕美子
発行:オデッセイコミュニケーションズ(2014.5.24)

FLIP YOUR CLASSROOM: reach Every Student in Every Class Every Day
by Jonathan Bergmann & Aaron Sams
2012

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☆☆☆★★

反転授業 (Flipped Classroom) の名付け親によって反転授業について書かれた本です.どのようにして反転授業が始められたかがわかります.

2014年7月28日月曜日

太陽の盾

題名:海外SFノヴェルズ
太陽の盾 タイムオデッセイ2
著者:アーサー・C・クラーク,スティーヴン・バクスター
訳者:中村融
発行:早川書房(2008.4.20)

SUNSTORM
by Arthur C. Clarke & Stephen Baxter
2005

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☆☆☆★★

タイム・オデッセイ・シリーズの2巻目です.シリーズものなので,感想は最終かんの後で.

2014年7月27日日曜日

人類とカビの歴史 闘いと共生と

題名:朝日選書 人類とカビの歴史 闘いと共生と
著者:浜田信夫
発行:朝日新聞出版(2013.6.25)

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☆☆☆☆☆

人とカビの関わりについて書かれている本です.カビのことがよくわかります.カビのことを無闇に恐れるよりも,この本を読んで考えてみてください.オススメです.

2014年7月17日木曜日

マインクラフト 革命的ゲームの真実

題名:
マインクラフト 革命的ゲームの真実
著者:ダニエル・ゴールドベリ,リーヌス・ラーション
訳者:羽根由
発行:KADOKAWA(2014.2.25)

MINECRAFT: BLOCK, PIXLAR OCH ATT GORA SIG EN HACKA
by Daniel Goldberg & Linus Lasson
2012

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☆☆☆★★

マインクラフトの開発者を軸に,コンピュータゲームの歴史と未来について書かれている本です.マインクラフトがどうやって出来たかについてはわかりましたが,なぜこれほどまではやっているかが,イマイチわかりません.

2014年7月16日水曜日

かけ算には順序があるのか

題名:岩波科学ライブラリー
かけ算には順序があるのか
著者:高橋誠
発行:岩波書店(2011.5.26)

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☆☆☆★★

かけ算には順序があるのかをはじめ,算数にまつわる数や量について書かれている本です.どうも,初等教育とその後の教育で用語が異なることがあるので困ったものなのですが,量という言葉もそうらしいことがわかり,ますます困ってしまいました.

2014年7月15日火曜日

人類進化700万年の物語 私たちだけがなぜ生き残れたのか

題名:人類進化700万年の物語 私たちだけがなぜ生き残れたのか
著者:チップ・ウォルター
訳者:長野敬,赤松眞紀
発行:青土社(2014.4.10)

LAST APE STANDING: The Seven-Million-Year Story of How and Why We Survived
by Chip Walter
2013

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☆☆☆☆★

20種以上現れた人類のなかでホモ・サピエンスだけが残ったのはなぜか,ということについて書かれている本です.まだわからないことが多いのはなぜか,も含めて,わかりやすく書かれています.思考の声はいつからあるか,という話題が新鮮でした.

2014年7月8日火曜日

天文学の誕生 イスラーム文化の役割

題名:岩波科学ライブラリー
天文学の誕生 イスラーム文化の役割
著者:三村太郎
発行:岩波書店(2010.8.26)

--

☆☆☆★★

天文学の歴史について,イスラームの存在を軸に書かれている本です.ギリシャ文明とヨーロッパの近代科学を結ぶ輪としてのイスラーム文明,というお話はしていたのですが,もうすこし具体的な話ができそうです.

2014年7月2日水曜日

ちょっとそばでも 大衆そば・立ち食いそばの系譜

題名:
ちょっとそばでも 大衆そば・立ち食いそばの系譜
題名:坂崎仁紀
発行:廣済堂出版(2013.9.5)

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☆☆☆★★

大衆そばや立ち食いそばについて書かれている本です.立ち食いそばが食べたくなります.発祥や変遷についての部分は面白かったのですが,お店の紹介が東京中心なのが残念.関東在住の方なら,買ってもソンはないかも.

2014年6月19日木曜日

宇宙科学入門(第2版)

題名:
宇宙科学入門(第2版)
著者:尾崎洋二
発行:東京大学出版会(2010.3.15)

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☆☆☆☆★

天文学を俯瞰できる本です.進歩の早い分野なので,アップデートされるのは嬉しいです.題名の通り,入門書としてオススメです.

2014年6月4日水曜日

ミッキーはなぜ口笛を吹くのか アニメーションの表現史

題名:新潮選書
ミッキーはなぜ口笛を吹くのか アニメーションの表現史
著者:細馬宏通
発行:新潮社(2013.10.25)

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☆☆☆☆☆

初期のアメリカのアニメーションを題材として,なぜそのような表現になっているかについて解きほぐしている本です.奥が深くて,面白い.知らないことばかりでした.

2014年5月26日月曜日

「自分はこんなもんじゃない」の心理

題名:PHP新書 「自分はこんなもんじゃない」の心理 「根拠のない自信」が人生を変える
著者:榎本博明
発行:PHP研究所(2013.5.31)

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☆☆★★★

最近の若者がよく使う「自分はこんなもんじゃない」というセリフを肯定する本です.うーん,まともなことも書いてあるのだけれど,この本読んで安心してしまってはいけないと思うのだがなぁ.

2014年5月19日月曜日

死なないやつら 極限から考える「生命とは何か」

題名:ブルーバックス 死なないやつら 極限から考える「生命とは何か」
著者:長沼毅
発行:講談社(2013.12.20)

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☆☆☆☆★

過酷な環境で生きる極限生物について書かれている本です.題名が秀逸です.

2014年5月15日木曜日

あの路

題名:あの路
著者:山本けんぞう,いせひでこ
発行:平凡社(2009.9.19)

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☆☆☆☆★

孤独な少年と三本足の犬の絵本です.泣けてきます.

2014年5月12日月曜日

地球外生命 われわれは孤独か

題名:岩波新書 地球外生命 われわれは孤独か
著者:長沼毅,井田茂
発行:岩波書店(2014.1.21)

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☆☆☆☆☆

極限生物と惑星系形成の専門家が太陽系天体や系外惑星に生命が誕生する可能性を考えている本です.生命誕生についての生命系の研究者と物理系の研究者との考え方の違いが,説得力ありました.オススメです.

2014年4月29日火曜日

算数的思考法

題名:岩波新書 算数的思考法
著者:坪田耕三
発行:岩波書店(2014.3.20)

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☆☆☆★★

算数を題材に,考えることを考えてもらおう,という本です.教員を生業としている方は読むといいかもしれません.

2014年4月26日土曜日

概念化と意味の世界

題名:〈講座 認知言語学のフロンティア 3〉概念化と意味の世界 ―認知意味論のアプローチ
編者:山梨正明
著者:深田智,仲本康一郎
発行:研究社(2008.5.30)

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☆☆☆★★

言語現象を認知意味論の観点から解説した本です.一部分を資料として使えそうです.

2014年4月21日月曜日

書庫を建てる

題名:書庫を建てる 1万冊の本を収める狭小住宅プロジェクト
著者:松原隆一郎,堀部安嗣
発行:新潮社(2014.2.25)

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☆☆☆★★

書庫の建築を依頼した施主と,請け負った建築家の,それぞれの思いなどが書かれている本です.カッコいい書庫ですが,死んだらあの世には持って行けません.

2014年4月14日月曜日

神経文字学 読み書きの神経科学

題名:神経文字学 読み書きの神経科学
編者:岩田誠,河村満
発行:医学書院(2007.10.15)

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☆☆☆★★

神経科学の観点から見た読み書きのことについて書かれている本です.文字の見方が広がります.

2014年4月7日月曜日

ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問 穴からのぞく大学講義

題名:ドーナツを穴だけ残して食べる方法 越境する学問 穴からのぞく大学講義
編者:大阪大学ショセキカプロジェクト
発行:大阪大学出版会(2014.2.14)

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☆☆☆☆★

学生プロジェクト「大阪大学ショセキカプロジェクト」が,大阪大学の教員に「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」について書かせたものをまとめた本です.大学教員の問題の取り上げ方が楽しい.オススメです.

2014年3月25日火曜日

感性の科学

題名:感性の科学 心理と技術の融合
編者:都甲潔,坂口光一
発行:朝倉書店(2006.4.4)

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☆☆☆★★

感性の科学的研究について書かれている本です.ちょっと古く感じるのは,この辺りの技術の進歩が速いからでしょうか.

2014年3月20日木曜日

食う寝る遊ぶ 小屋暮らし

題名:食う寝る遊ぶ 小屋暮らし
著者:中村好文
発行:PHPエディターズ・グループ(2013.4.25)

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☆☆☆☆★

建築家が自らのためにつくったエネルギーを自給自足する小屋について書かれている本です.いろいろ参考になります.

2014年3月18日火曜日

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

題名:学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
著者:坪田信貴
発行:KADOKAWA(2013.12.27)

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☆☆☆☆★

ギャルのさやかちゃんがひとりの塾講師と出会って勉強に目覚める話が書かれている本です.タイトルとカバーデザインのインパクトから受ける印象とは異なり,内容はしっかりしています.受験生にオススメ.ちなみに,表紙はモデルで,別人です.

2014年3月15日土曜日

スカイツリーから目薬

題名:スカイツリーから目薬 森羅万象をとらえる数学
著者:関沢正躬
発行:岩波書店(2013.3.15)

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☆☆★★★

身近な物理現象を数学で解析する方法について書かれている本です.よくある題材だし,文章もそれほどでもありません.ちょっと期待はずれ.

2014年3月3日月曜日

プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術

題名:プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術
著者:永田豊志
発行:中経出版(2010.12.12)

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☆☆☆★★

図で考える図解思考をプレゼンテーションに適応する方法について書かれている本です.図で考えるのが苦手な方にはオススメかも.

頭がよくなる「図解思考」の技術

題名:頭がよくなる「図解思考」の技術 自分の考えを整理し,わかりやすく伝える方法
著者:永田豊志
発行:中経出版(2009.11.30)

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☆☆☆★★

情報を整理,分析し,構造化するために図で考える方法について書かれている本です.図で考えるのが苦手な方にオススメ.

2014年3月1日土曜日

東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方

題名:東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方 想定外の時代を生き抜くためのヒント
著者:上田正仁
発行:ブックマン社(2013.7.13)

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☆☆★★★

「考える」プロが「考える力」を養う方法を伝授する,という触れ込みの本です.真っ当なことが書かれてはいますが,タイトル負けしている感じ.あまり多くを期待しない方がいいです.

2014年2月25日火曜日

クモはなぜ糸をつくるのか?

題名:クモはなぜ糸をつくるのか? 糸と進化し続けた四億年
著者:レスリー・ブルネッタ,キャサリン・L・クレイグ
訳者:三井恵津子
監修:宮下直
発行:丸善出版(2013.6.30)

Spider Silk
by Leslie Brunetta, Catherine L. Craig
2010

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☆☆☆☆☆

クモの糸を手がかりにクモの進化の過程を分子生物学や生態学の知見をもとに書かれている本です.意外に知らないクモについて,知ることができます.あのきれいなクモの巣がどのように進化してきたのか知りたい方,必読です.