題名:とある弁当屋の統計技師(データサイエンティスト)3 女子高生乱子によるベイズ統計学入門講座
著者:石田基広,石田和枝
発行:共立出版(2019.2.28)
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ベイズ統計とはどのようなものかについて,お話形式で書かれている本です.内容はともかく,表紙,というかカバー絵と題名が完全にライトノベルで,書店で買うときに言い訳をしたくなる層は確実にいそうです.内容は,ベイズ統計を初めて知る,という人向きだと思いますが,少し説明が足りないように感じます.お話の展開は,読みにくくはないのですが,ちょっと場当たり的な感じです.主題の解説とお話の展開の分量とバランスが,難しいですね.とくに分量が問題だと思います.長くすると分かり易く面白く書けますが,本が厚くなり,値段が高くなり,売れなくなる,と編集側から言われそうです.
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