著者:寺部雅能,大関真之
発行:オーム社(2019.7.20)
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☆☆☆★★
量子コンピューター,というか,量子アニーリングマシンはどのような用途に使えるのかについて書かれている本です.原理的なことも書かれていますが,量子力学にはほぼ踏み込まないので,わかっている人にとっては物足りなく,わかっていない人にとっては何のことだかわからない説明になっていると思います.原理はともかく,どんな用途に使うことができるのかを知りたい,現状がどうなっているのかを知りたい,という方にオススメ.
94ページの「2の2048個であれば」は「2048個であれば」の誤りだと思います.
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