本の虫は本を食べて生きています. なのに,食べても食べても,本は増えるばかり... 食べた本のちょっとした印象を紹介していきます.
著者:広野由美子
発行:中央公論新社(2005.3.25)
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☆☆☆★★
メアリー・ シェリーの『フランケンシュタイン』を題材として小説の仕組みと読み方について書かれている本です.技法と批評の二部構成になっています.批評についてはあまり知らなかったので,多様な読み方ができるものだなぁ,と感心しました.世に出た小説は作者のものではない,という印象です.
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