題名:教養としての認知科学著者:鈴木宏昭
発行:東京大学出版会(2016.1.25)
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☆☆☆☆★
認知科学についてコンパクトにまとめられている本です.章末のブックガイドも適度で,認知科学ってなんだろうと思っている人が最初に手にとる本としてオススメです.認知科学はなぜ「認識」科学ではないか,という話は納得でした.
題名:読みなおす日本史 時計の社会史
たくさんのホミニンがいたのにもかかわらず,なぜホモ・サピエンスだけが繁栄したのかについて,歴史をたどりながら書かれている本です.上下2冊で分量が多いように感じますが「全史」と謳うのはちっと誇大.英語のタイトルにあるようにホモ・サピエンスの歴史を手短にまとめてあります(その分,著者の主張に合わなそうなとこは書かれていないように感じます).そういう見方もあるのだな,という読み方で楽しんでください.
題名:ハヤカワ文庫 破壊する創造者 ウイルスがヒトを進化させた
題名:次の大量絶滅を人類はどう超えるか 離散し,適応し,記憶せよ
題名:最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く