著者:角山榮
発行:吉川弘文館(2014.3.1)
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☆☆☆★★
機械時計の歴史について書かれている本です.知らないことがたくさん書かれていて,面白く読みました.
ただ,ヨーロッパ史の専門家とのことですが,不正確な記述が結構あります.たとえば,ホイヘンスを「時計師」と書いてあったりして,ちょっとびっくりしました(ホイヘンスの原理のホイヘンスさんはの数学や物理,天文の人です).重複が多いのも,気になります.
あと,「ナウい」とか「ヤング」とかが何度か出てきて,オイオイと思ったら,原本は1984年の中公新書だそうです.それにしても,流行語は使うものではない,と改めて自戒
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