題名:マギー キッチンサイエンス 食材から食卓まで
著者:Harold McGee
訳者:北山薫,北山雅彦
監訳:香西みどり
発行:共立出版(2008.10.15)
On Food and Cooking: The Science and Lore of the Kitchine
by Harold McGee
2004
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☆☆☆☆☆
食品,食材,調理法などについて網羅的に書かれている本です.二段組850ページを超える大判本(1.7 kg !)ですが,それだけに食にまつわる事柄が丁寧に,科学的に記述されていて,事典的に使うこともできます.日本とは事情が異なる項目もありますが,一家に一冊置いておいて損はない本です.
32ページの左カラム11行目「酸化窒素」→「亜酸化窒素」.109ページの左カラム4行目「フランス人 J. A. C. チャールズ」→「フランス人 J. A. C. シャルル」その後に出てくる「チャールズの法則」は「シャルルの法則」とした方が教科書などの記述と合うので混乱がないと思います.180ページの右カラム下から4行目「さている」→「されている」.198ページの右カラム5行目「猟師」→「漁師」.756ページの囲み内4行目「40,000万回」→「40,000回」.761ページの左カラム2行目「電気」→「電子」.その後に,酸化マグネシウムや酸化アルミニウムの電子は共有結合によって強く結びついている旨の記述がありますが,これらはイオン結合の割合の方が大きいと思います.783ページの左カラム18行目「電位」→「電気」.(初版6刷にて)
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