著者:パントー・フランチェスコ
発行:光文社(2022.12.14)
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☆☆★★★
日本文化を研究するイタリア出身の精神科医によって日本のアニメーションによる精神療法の可能性について書かれている本です.いろいろと書いてあって読み進めていくとメディアを使ったさまざまな精神療法や日本のアニメーションについての考察がつづいたあとで,肝心の「アニメ療法」はまだ研究途上との記述があってズッコケます.成果がはっきりしてから読みたい.Kindle にて.
第1章に「物理学において、この仮想運動の錯覚は「ベータ運動」と言われている」との記述がありますが,「ベータ運動」は物理学ではなく心理学だと思います.
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