2017年2月5日日曜日

単位がわかると物理がわかる SI単位系の成り立ちから自然単位系まで

題名:読んで楽しむ教科書 単位がわかると物理がわかる SI単位系の成り立ちから自然単位系まで
著者:和田純夫,大上雅史,根本和昭
発光:ベレ出版(2002.12.25)

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☆☆★★★

物理での単位系の見方について書かれている本です.一見わかりやすそうに書かれていますが,荒い感じです.たとえば,ブラウン運動を見るのに花粉の動きを使う(実際は,花粉の中から出てくる粒子を観察します)とか,スペースシャトルの中が無重力状態なのは慣性運動しているからだ(実際は,地球の周りを落ちているからです)とか.また,個数を単位と言っていいのかいけないのかも,揺れがあります.単位についてはおかしなことは書かれていませんが,他の本と併せて読むことをオススメします.

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