著者:クリスティーン・ボーデン
訳者: 桧垣陽子
発行:クリエイツかもがわ(2003.10.31)
WHO WILL I BE WHEN I DIE?
by Christine Boden
1998
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☆☆☆★★
アルツハイマー病に罹った人によってアルツハイマー病であるとはどういうことかについて書かれている本です.アルツハイマー病の当事者がどう感じているかなどについて詳細に書かれています.ただ,いくつか残念なことがあります.キリスト教や神のことについても書かれていますが,これについては著者自身が「はじめに」で「とにかくすっ飛ばして」いいと自覚しているようです.主観的な記述についても,この本の性格上構わないと思います.しかし,著者が書いたのではない部分が多いのは受け入れ難い.「日本語版」で済ますにはちょっと余計な部分が多いので,星ひとつ減点.
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