著者:今井むつみ,秋田喜美
発行:中央公論新社(2023.5.25)
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☆☆☆★★
オノマトペとアブダクション(仮説形成)推論を軸に言語の本質について書かれている本です.興味深い内容が書かれていますが,学術的にどの程度の信憑性があるかについては不明です.同じことが何度も書かれているので星ひとつ減点.
190ページにChatGPTのような生成系のAIを念頭に「今のニューラルネット型AIは記号接地をせず(「記号接地をせず」に傍点)に学習をすることができ」とありますが,ChatGPTでは人が書いた文章を基にしているのでこの指摘はあたらないように思います.
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