2018年4月30日月曜日

国境 奪い合いの世界地図

題名:Kawade夢文庫 国境 奪い合いの世界地図
編者:歴史の謎を探る会
発行:河出書房新社(2013.8.1)

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☆☆☆☆★

世界の国境にまつわるあれこれが書かれている本です.日本の領土に関わることを含め,世界中の変な国境や飛地についてのトピックが並んでいて,面白く読み進めることができます.内容とは関係ないのですが,あとがき風であとがきではない終わり方が不自然で,何があったのだろうと邪推してしまいます.

2018年4月24日火曜日

微妙におかしな日本語 ことばの結びつきの正解・不正解

題名:微妙におかしな日本語 ことばの結びつきの正解・不正解
著者:神永曉
発行:草思社(2018.2.21)

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☆☆☆☆★

長く辞書の編纂に関わってきた著者による言葉の結びつきについての本です.取り上げられている言葉には考えさせられるものや気がついていなかったものがあり,興味深いのですが,全体的に単調で読み進めるのが辛くなるのが残念です.

2018年4月4日水曜日

風車工学入門 基礎理論から風力発電技術まで

題名:風車工学入門 基礎理論から風力発電技術まで
著者:牛山泉
発行:森北出版(2002.8.31)

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☆☆☆★★

風車の技術的な面について書かれている本です.風車は流体力学が関係するので難しそうな(?)式が出てきますが,導出などはなく,あくまで工学的な記述です.資料として.

認知科学の新展開1 認知発達と進化/認知科学の新展開2 コミュニケーションと思考/認知科学の新展開3 運動と言語/認知科学の新展開4 イメージと認知

題名:認知科学の新展開1 認知発達と進化/認知科学の新展開2 コミュニケーションと思考/認知科学の新展開3 運動と言語/認知科学の新展開4 イメージと認知
編者:乾敏郎,安西祐一郎
発行:岩波書店(2001)

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☆☆☆★★

認知科学の各分野のトピックが書かれている本です.資料として.

実験法入門 実験と理論の橋渡し

題名:実験法入門 実験と理論の橋渡し
著者:D. C. ベイアード
訳者:加藤幸弘,近藤康,千川道幸
発行:ピアソン・エデュケーション(2004.12.1)

EXPERIMENTSTION An Introduction to Measurement and Experiment Design
by David Carr Baird
1995

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☆☆☆☆★

大学一年生のための物理実験に関する諸々が書かれている本です.よくまとまっていて,私の考え方に近いことが書かれているのですが,とても残念なことに読みにくい.原著を読んでいないのでよくわかりませんが,翻訳のせいだとしたらもったいない.ただ,この手の本には常に付きまとう問題ですが,実験の経験がないと読んでもわからないことが多い.初学者は一度にわかろうとしないで,実験コースを進めながら何度も読むのがいいのかもです.

表計算についての記述で Lotus1-2-3 が出てきて,なんだか懐かしかった.知らないだろうなぁ.